『ねぇ?明日香…あたしと友達になってくれない?』
あたしは、明日香と友達になればきっと、安心できると思った。
明日香はあたしを【仲間】って、そう言ってくれたから、明日香と友達になりたいってそう思った。
「バカだなぁ〜美夕夏はあたしの親友だから★」
明日香は笑って、あたしの頭を叩いた。
『イッタ!もう☆(笑)』
二人は知らない間に、親友になっていた。
明日香に、何が起きている事も知らずにあたしは…。
「何か飲む?」
『うん』
明日香が何か飲み物を買いに行っている間に、あたしは携帯をみた。
『………加奈枝…』
そこには、加奈枝からのMailが入っていた。
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受信
To 加奈枝
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今どこ?今日ゎ勝手な
事してゴメン…。
だけど,美夕夏が心配
なの。
だから…学校に来て。
加奈枝が守るから。
美夕夏をちゃんと
守るから,来て。
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加奈枝には、分からないんだよ。【守る】そんな事、言われてもあたしは、もう無理なの。葉月にやられてばっかで、一ヶ月ちょい我慢した。
それにあんだけ誰も知らない場所で、ずっと我慢したんだから。
聖斗を好き…そう思っていて、もう無理なの。
もう、我慢が出来ないの。