聖斗が帰って来るのを待って、あたしは聖斗に気持ちをいう決心をした。

――決めたよ…。

ガチャ――

聖斗が帰ってきた。

「ただいま」

『おかえり♪』

いつもと同じように、笑顔で笑っているあたし。
だけど、あたしは。
聖斗はいつものように、着替えてくるとソファに座った。その横にあたしは、座った。

『ねぇ?聖斗…あたし、学校やめる』

「美夕夏?いいのかよ」

あたしの気持ちが本当だと気づくと、

「そっか。美夕夏がいいなら俺はそれでいいし☆って俺も今日、やめたし(笑)」

『はっ?!』

理解が出来ないあたし。「今日やめたし」って簡単に言う聖斗を見ると、笑っていった。

「俺働くなっ♪お前のために、赤ちゃんのために」

そう言った聖斗に、あたしは頷いた。
「お前のために赤ちゃんのために」聖斗は照ながら、言ってくれた。

あたしはそんな聖斗に、【一生ついていく】そう心に誓ったんだ。