「美夕夏…俺ん家に来ない?」

――えっ?

急な聖斗の言葉にあたしは、呆然とした。だけど、あたしは嬉しくて

『うん♪』

そういって、あたしは聖斗と手を繋ぎながら聖斗の家に行った。幸せな時間だった。

そして聖斗の部屋に入ると、前と変わらずに綺麗だった。聖斗の家に来たのは、冬以来だった。
聖斗とあたしは、ベッドに座ると

「はぁ〜疲れた」

そう言うと聖斗は、寝っころがった。
寝っころがって目を閉じる聖斗は、可愛くてあたしは聖斗をもっともっと、好きになった。

あたしが見ていた瞬間

「美夕夏?ゆうこと聞いてくれる?」

聖斗の、目は本気だった。

『当たり前☆何』

そういうと、聖斗は

「キスして…」

あたしは、最初はびっくりした。だけど…あたしは、聖斗の唇に近づいて…、そのままキスをした。
幸せで、気持ちがまたひとつになった。
キスだけでひとつになった。

だけど、唇を放すと聖斗は、あたしを倒してきて

「優しくするから」

そう言って…あたし達はひとつになった。

聖斗…あたしは、本当に幸せだよ。久々にひとつになって…久々に気持ちが繋がって。本当に幸せです