あたしが起きると、春はあたしの横にいなかった。
なんでいないの?そう思って、痛い腰を押さえながら、あたしはリビングに行った。そしたら、春は朝ごはんを作っていた。

「起きたか(笑)早く食べないと遅れるぞ」

『うん♪顔洗ってくる』

そう言って、顔を洗ってリビングに行くと、春は

「食べよう」

あたしは、春が作った朝ごはんを食べた。
美味しくて、あたしより才能があることに少し戸惑いを感じた。
男ってあんまり料理しないように思えるのに、春はすごく上手であたしは、少し負けたって思うくらいだった。