健side


るなを家に送っていった。

「ここでいいよ。バイバイ」

その言葉がもう最後の気がして…



「っぅわ!」

俺はるなを抱きしめてた。

「ずっと隣にいてくんねぇ?」

「いるよ?あたしは。ずっと」

こんなんじゃダメだ。
ちゃんと言わねぇと。


そっとるなの体を離す


「俺と付き合って」

「はい。」

街灯に照らされたるなの顔。

スっとるなの頬を伝う涙。

それをぬぐいながら俺はるなに
そっと口づけをした。