『そうやねん。さ、入ろ。』



『ばいばーい』




とりあえずリビングで話す事にした。


お母さんから『男の子は部屋に入れたらあかん!!』って言われてたから。



『さっきの子、小浦の事めっちゃ好きなんやな。』



『うん^^めっちゃ可愛いやろ。』



『うん。俺もちっちゃい時、あんなんやったんかなぁ‥。』



『あの子は、自分の事、女の子やと思ってるねん』



一瞬、本条の顔がかわった気がした。