あたしのいたずら心が芽生えた。 『本条、ワックス貸して。』 『はい。』 あたしは、ワックスを手につけ、無造作に本条の髪をたてた。 『いきなり何すんねん!!!』 『ぁ、お兄さんに似てるー。』 本条は一瞬、何?って顔をした。 『俺は兄貴じゃないー!!』 『だって似てるやん。ハハハ』 『ハハハ言うなー!!怒』