『うん。 きっとそのうちクリスマスとか来るんやで。』 『そうやな。』 『ま、帰ろか。』 あたしは本条と、いつも通り帰った。 しゃべりなあたしが、ずっとアホみたいな話しながら。 この頃、あたしの発したひとことで、思い出してしまってたんやな。 あたし、また同じ事で本条をくるしませてたんやな‥。 ごめん。