「はじめまして、美城愛姫(みしろ あき)です。よろしくおねがいします。」


「優、どういうことなんだ…?」


「それは…」


「えっと…じゃあ、美城さんの席は暁さんと赤宮さんの後ろで。暁さんと赤宮さん、美城さんに色々と教えてあげてね。」


「愛姫…お久しぶり…」


「優兎?…と色…?お久しぶり…何年ぶりかしら…」


「小学生以来だから5年ぶりだな。」


「愛姫、色には話してないの?」


「あっ、うん、どうせ学校で会えるなら学校でしようかなと。」


「じゃあ、話してあげて」


久しぶりの再開で、僕達は周りのことなんて全然気にしてなかった。