「優、読めた?」


「うーん…なんとなくよめた…と思う。」


多分、あの子の手の甲には『優兎様love』と書いてあるんだと思う。


「…読めたみたいだね。
つまり、あの子は優のファンの子だよ。
それに多分、他にも優のファンはいると思うよ?」


「…いたとしても、色には負けるよ。」


「…優は本当に鈍感すぎるよ(ボソッ」


「色、何か言った?」


「なんでもないよ…というか、そろそろ教室に行こう。
遅れちゃうからねw」


「そうだね、行こうか。」


そういうと僕達2人は教室へと向かった。