「あの…今日は色々とありがとうございました…。」
「愛姫も敬語使うのやめていいのに…それと、お礼なんてそんな対したことじゃないから気にしないで。」
「あの、最後に1つだけいいですか…?」
「ん、何?」
「どうして男子用の制服を着てるの?」
私がそう聞くと、柚志亜は少し驚いた顔をした。
そして、少し間を置いてから口を開いた。
「愛姫、いつから私が女子だと気づいた?」
「えっと…名前を聞いたときに違和感を感じて…なんとなくですけど…。」
「そっか。
まぁ、そのことについては明日話すよ。今日はもう遅いからね…。」
「わかりました。」
その後、私達は家に帰った。