「大丈夫?
君、日本からアメリカに来たばかりでしょう?」


「えっ…あっ…大丈夫です…って、日本語…?」


「あっ…はじめまして、仁凪柚志亜と言います。ちなみに、お母さんがアメリカ人でお父さんが日本人です。」


「えっと…美城愛姫です。
通りで日本語がペラペラなんですね…びっくりしました。」


そういうと柚志亜は微笑んだ。


その時は、髪は肩上で男子用の制服を来ていたため、どこからどう見ても男子にしか見えなかった。


「…そうだ。美城さん、よかったらこの学校のこと色々と教えてあげますけど…?」


「お、お願いします…それと愛姫でいいよ…?」


「…わかりました。
それじゃあ、行きましょうか、愛姫。」


こうして、柚志亜と友達になった。