そんなある日のことだった。
私のお父さんは、さすがに学校に通わせないのは可哀想だと思ったのか、私に近くの中学校に行きなさい…と言ってきた。
さすがに最初は抵抗したけれど、お父さんが何回も言ってくるため、仕方なく行くことにした。
次の日、学校に行った私はとても困った。
英語がわからないため、私は日本語で色々と聞こうとしたけれど、相手には伝わらなかったし、何しろ、友達なんて出来なかった。
そのせいか私は心が折れそうになったし、一人で日本に帰りたいとさえ思った。
…そんな時、ある人が私に話しかけてきてくれたの。