ガチャリ



という音が鳴って、咲が出てきた。





「よがっだよー」



ボロボロに泣いていて、こっそり見ていたなと察知。




「橋本、世話になったな」


「咲、ありがとう」




本当にありがとう。


咲が友達でよかったって思う。





二人して咲の家の家を出て行き

夜風にあたりながら



帰っていく。