慧也があたしの知らない女の子と仲良くしてたのは
もちろん悔しいし悲しいんだけど。
それ以上にこんな些細なことで嫉妬してる自分の醜い気持ちを
さらけ出すことが嫌なの。
弱みなんか、見せられない。
……みせられないよ
あの子にみせてた優しい顔
その後、あたしに向けられたのは
眉間にシワが寄って気だるそうな顔
そんなことを思い出しては
あたしはあの子に負けたような気がして。
どうしようもないくらい独占欲が働いてしまう。
……いつからこんなに心が汚れたんだろう
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