それからずっと蛍と一緒にいた。最初はあまり笑わなかったが今では凄く笑うようになった。それはとても嬉しいことだが、悪いこともある。近々毛利との戦がある。向こうが蛍の居場所を突き止めて蛍を連れて行こうとしているらしい。それだけは絶対させねぇ。
「…ちゃん。親ちゃん!」
「んっ…あぁ。悪い。」
「どーしたの?さっきからぼーっとしてるけど。なんか悩んでるの?」
「悩んでるつーか、近々毛利と戦をする」
「…!」
まぁ驚くのも無理ないか。。。自分を酷い目に遭わせた張本人だもんな。
「安心しろ。お前は俺が守るつったろ?何があってもお前から離れたりしねぇし、離すつもりもねぇ」
「うん、ありがと」