「何泣いてんだよ」


「だって、うれしくて・・・」


ほんとに会えないと思った。


でも、凛斗はここに戻ってきてくれた。


私は、それだけでも嬉しい。


「凛斗。戻ってきてくれてありがとう!!」


「そんなの当たり前だろ。お前のために戻って来たんだから」


私は、嬉しくてまた泣いた。


それを見た凛斗は、優しく抱きしめてくれた。