部屋に戻るとそこにはまだ祐真が居て。



あたしは部屋に入るなりベットへ寝転んだ。



「食っちゃ寝すんのか」



「…良いじゃん、眠いんだもん」



帰ってよ、なんて言えないけど。



「俺の事避けてんだろ」



ため息混じりにそう言うと布団を引き剥がされた。寒い。



「避けてない、眠いし寒いの!」



布団を引っ張るけど祐真の力には当たり前に敵わない。