「綺羅はね?中学のころ、男子とすごいヤりまくってたのよ。」


 ビクッ・・・。


「・・・嘘だろ。」


「本当だよ?」


「・・・俺は信じない。」

「な、なんでよ!」


「それは、本人から聞いたことじゃないし、綺羅がそんなことやりそうな性格じゃないから。」


「今はおとなしそうな性格してるけどね、中学のころはすごかったんだから!・・・だから遼くん、綺羅なんかやめて、私と付き合おうよ。」


 美紗は遼に近づき、遼にキスをしようとした。


「ヤメロ!・・・。」


「なんで!?なんで私じゃだめなの!?あんな子のどこがいいの!?」


 遼はすぐに答えた。


「全て。綺羅の全てが好きだ。」


「っ・・・。後悔するわよ!」


 ダッ・・・。


 美紗は保健室から出て行った。


「・・・綺羅。」


「あ、りょ、遼くんっ・・・。えっと、その・・・。」


 綺羅は戻っていた。


「聞いてた?」


「あ、、ご、ごめんね!聞くつもりはなかったの。教室いったら先生いなくって・・・。



「あいつ、嘘ついたな。」