──休み時間──
「ね、ゆき〜あっちの友也君と喋りに行こうよ〜」
「ぇえー私は別に大丈夫だから、ミキ行ったら?」
「ぜっっったい無理!!!私こう見えて結構シャイなんだから〜」
「何それ!ミキがシャイとか・・・ありえんっ!」
ゆきは大爆笑した
「こっちが何それだしっ!ひどいなぁ〜。 ねっ!お願い!」
「ん〜しょうがないなぁ。あとでなんか奢ってね☆」
「む・・・しょ、しょうがないなぁ。」
「よしっ♪じゃぁ行こう!」
二人は席を立って彼の机の方に向かった
「ほら、ミキ!あそこに!すぐそこにいるよーv
はやく話しかけて来なよ!」
「っや、でも恥ずかしい・・///
ゆきも一緒に話しかけて〜><;」
「あーもーしょうがないな!じゃぁ話しかけよっか?」
・・・って言ったけど結構話しかけにくいな・・・・
さすがに男子に声かけるのは、緊張するなぁ。
「ね、ねぇ、坂井君?あのさ・・・」
「ん?何何?俺になんかよう???」
友也は満面の笑みでこっちを向いた
──ドキン───
一瞬、ゆきの鼓動が高まった