あたしは、最初健人と同じ中学校に行く予定だったでも、引っ越しすることになっちゃって引っ越し先から近いこの学校に入学することになった、このことは健人には言って無かったのだ

( あたしは本当は変えたくなかったでも仕方ないじゃん…)

「 いやぁ〜急に引っ越すことになっちゃってさ…苦笑(^_^;)」

「 ふーん…」

すると、優愛が申し訳なさそうにあたしの裾をひっぱり話し掛けてきた

「 お話の途中申し訳ないんだけど…次体育館で始業式だよ?もう行かなきゃ…」

「 あっ‼そうだった!ごめん優愛(゚o゚;;行こっ‼」

「うんっ(^^)」

いそいでその場から離れようとすると、健人があたしの手をにぎり引き止めた

「 俺、場所わかんない…」

「 そっか、そうだったね ごめん優愛健人も一緒で…」

すると、教室にいた女子集団の一人が

「えっ場所わかんないの?じゃあ、うちらが案内するよ‼ねっ⁈ねっ⁈」

「いいねー!いこいこッ!」

「 ちょっ!(;゜0゜)俺は…!」

と言って、健人は何かを言おうとした、それもおかまいなしに健人の腕をつかみわーわーさわいで強引に連れ去って行った

「 なんか、台風が去って行ったって感じだね…」

あたしがそう言うと優愛がその言葉に答える

「 うん、肉食女子って迫力あるね…wwってか、こうしてる場合じゃないよ‼ゆあ達も早く行かなきゃッ!」

気がつくと時計は始まりのベルがなる五分前をさしていた

「 マジだ‼ヤバッ‼」

教室の鍵をしめ慌てて教室を後にする