「ちょっと〜真由美ー?きいてるー?」

「あっ、ごめんごめんちょっと考え事してた(^^:)」

「も〜(๑• ₃ั•๑)まーいいけど…」

少し頬を膨らませ拗ねた感じであたしより歩くペースをはやめたあたしの前へでてそして何かを思い出したようにあたしの方に振り向きまた話はじめる

「あっ!
そういえばさー転校生がくるらしいよーさーなーが言ってた!たぶんうちのクラスだったと思うけど…」

「へーどんな人だろ、男かな女かな?」

「男って言ってたよー近くの中学校からくるみたいだけど(^^)名前なんだったカナ〜なんかどっかで聞いたことのある名前だったんだけどな〜」

「まじで?じゃあ優愛の知り合いだったりして笑笑」

「えーだったら嫌だな〜ww」

「なんで?」

「えー、なんかイヤーww」

「なんだそれっ!ww」

優愛は、学校で親関係の知り合いに会うのを嫌がるうちの学校内に優愛の幼なじみがいっぱいいるそのためか優愛の恥ずかしい過去など知ってる人がたくさんいるそれが嫌らしいあと、優愛はコミュニケーションが苦手だ、親関係の知り合いだと自分が相手を知らなくても話さないといけない授業参観など必ず親は相手に話しかけるその時は嫌でも話すことになる優愛はそれがいやなのだ

(転校生か〜イケメンだったらいいなー…なんてw)

ちょっとワクワクしながら優愛といつものように「昨日のテレビみた⁈」「あの芸人最高だよね〜」とか「実は隣のクラスの人…」「えー!まじで⁈」などと靴箱から教室までの短い道のりで色々な話を膨らませ教室へむかう。
いつもと変わらない中学校生活、小学校を卒業した次の日に引っ越しして、もとの家から少し遠いからこの学校に同じ小学校だった人は2人くらいしかいない
でも、新しい友達との出会い新しい環境まわりにも馴染んであたしは結構楽しんでる、前の友達と別れる時は辛かったけどあたしは今を結構気に入っている
朝の廊下に楽しげな笑い声が響いている