健人がどんどんこっちに近いてくる、最初は驚きすぎて、ただ健人の顔を見て固まっているだけだった健人との距離が後、数cmのところでハッ!と思いバッ!と健人の手を振りほどき勢いよく立ち上がる、

「 ちょっ‼」

その時だった、

「 あっ‼健人ミッケーw(⁎⁍̴̛ᴗ⁍̴̛⁎)‼」

「 ほんとだー!あれ?真由美じゃん、二人で何してるの?もしかして私らお邪魔?…」

「 う、ううん!全然っ‼またまた会って話てただけだから(^◇^;)あたし用事あるからもう帰るね(^_^;)じゃっ!」

あたしは、急ぎ足でその場から去った

( なんなの⁉今の!付き合うって本気⁈)

突然の出来事に頭のなかはパニックっていた、あの時の健人の顔と言葉がセットになって頭のなかで繰り返し再生されて離れない、家に着くころにはもうぐったりしていた、帰ってそっこー部屋に行きベットに倒れこむ…

( なんで、あんなこと言ったの?あれは現実?それとも夢?健人が転校して来ていきなり告白されちゃったの?あたし)

ベットに顔をうずくめながら今日あったことを色々考える

( それともあれは冗談だったりして、きっとあたしをからかおうとしたんだ、だとしたらあたしの早とちりだあんなに焦っちゃって…恥ずかしい…でも、あんなことされたら誰だって焦るよ…特にあたしはよけいに…)

そんなことを考えたらまた、あの時の健人の顔を、思い出した

( でも、もしかしてマジだったりして、もし、あれがマジだったらあたしは健人と付き合うのかな?)

もし、健人があたしを好きだとしたら正直嬉しい、あたしも健人のことは好きだでも、それは恋愛感情じゃない友達としてだあたしは健人のことを親友だと思っていた、それがいきなり彼氏と思うことは難しい

( もし、マジだったらあたしはどうすればいいんだろう…)