-雅ちゃんの髪の毛って、ストレートで綺麗だよね。


-私、憧れちゃうな~。




そんな他愛もないお喋りを交わして。




-どうしたの、雅ちゃん…?




私を心配してくれて。




-まだキスもしていないらしいよ。




沖本君と愛里がどこまでいってるかも教えてくれて。




-ん?




ふわってしていて、ちょっと鈍感で。




-ねぇ、雅ちゃんは好きな人、いる?




恋話を振ってきて。




-私の恋、応援してくれない?




そう私にお願いして。




-やったぁ!




素直に子供みたいに喜んで。




-なんで!?私達、友達でしょ!?




喧嘩になってしまって。




-きめーんだよっ。




そして、今、私に暴言を吐いた…。




「円……………?!」