「別にいいじゃん~ 蛍、死ぬつもりなら…僕に頂戴~。」 遥が私に言ってくる。 「ざけんじゃねぇー!! 蛍 !! 早く、逃げろ!! このままだと…本当に死んじまうぞ!!」 洸が私に必死に逃げろと言ってくる。 もう…いいんだよ… これで、楽になれるんなら… 私は無意識に笑っていたらしい。