マスターは苦笑いをしながら…


「それが、先ほどの若い女性が…
お客様の分まで払っていきました。」


と言ってきた。


お姉さん…
俺の分まで払ってくれたんだ…



じゃあ、今度は…


俺が払うからね。


俺はまた、お姉さんと会えることを願って
店を出た。