やっぱり…


お姉さんじゃないと…
自分じゃいられない…


素の自分が出せないんだ…


「お客様、あの…」


マスターが遠慮がちに話してきた。


あぁ…そっか!!
俺、お金まだだったね。


「ごめん、ごめん~、いくら~?」


俺はマスターに聞いた。