「ありがとう、マスター。」


僕はマスターにニコッと笑って…
カクテルを一口飲んだ。


「お姉さん!! お姉さん!!」


慶都は僕がまた、無視すると思って…
大きな声で僕を呼んだ。


「なに?」


僕は慶都の方を向くと…
慶都は、ニヤニヤと僕を見ていた。


慶都は、僕の耳に顔を近づけて…