「蛍はまだ消えてねぇ…

ただ出てこれねぇだけだ…

遥は…

蛍が消えたと思ってるみたいだけどな。」


その言葉を聞いて不思議に思ったのか俺に…


「なんで君が…

遥のこと知っているのかな~?」


と慶都が俺に言ってきた。


「んなの簡単だ…

俺も…あいつ…遥と同じ…

蛍から作られたからだ。」


俺はそう言って、フードをとった。