「さぁ、降りてください。 総長がお待ちかねです。」 男は車のドアを開け、私に言った。 ここはおとなしく従うか… 私の指についている指輪は… 恭也から貰ったものだ。 指輪は、全体が黒色で… 真ん中に黄色があった。 闇の中にいても、光を見失わないように… と恭也は言っていた。 アキラが、指輪の中には発信器がついてあるから、安心だよ。と言っていた。