「女のとこだよぉ~!!

もう…
二人とも腑抜けになっちゃうくらい…

今、女に夢中なんだよぉ~!!」


千が俺に言ってきた。


「慶都はともかく、恭也もか!?」


恭也が女に夢中になるなんて…


「もうぉ~、本当だよぉ~!!

恭也、その女を鳳凰の姫にするくらい…
夢中なんだよぉ~!!

さっき、その女いたのにぃ~

敦、寝てるんだも~ん!!」


千は拗ねたように俺に言ってきた。