総長の方を向くと、ビクッてして青ざめたように、震えていた。


俺は…
そのことに気にせず、総長に歩みよった。


「お、お前…紅蓮か!?」


そういえば、そんな通り名ついてたな…


たぶん、俺のパーカーから赤い目と赤い髪が見えたから、そんな名前がついたんだろうな~


「たっ…頼む、助けてくれ!!」


総長は命乞いをしてきた。