丸い木の取っ手を引くと中にはレターセットが何枚かあり、カラーペンがそのまま入れられていた。
依子さんはこのレターセットで誰かに手紙を書いていたみたいだ。
かわいらしいマカロンやウサギなどのイラストが描かれたレターセット。
それを見ると、相手は同い年くらいの女の子だったのかもしれないと思った。
レターセットを取り出してその下を調べてみると、真っ白な手紙が3通出てきた。
可愛げのない便箋に乱雑に書かれた【鎌田依子様】と書かれている。
「恭子さん、これは読んでも大丈夫ですか?」
その便箋を手に取り、恭子さんを振りかえる。
「えぇ……。本当はあまり読まれたくないかもしれないけれど、緊急事態だから仕方ないわ」
「すみません、読ませてもらいます」
あたしは恭子さんと依子さんに謝罪を入れてから、封を開けた。
依子さんはこのレターセットで誰かに手紙を書いていたみたいだ。
かわいらしいマカロンやウサギなどのイラストが描かれたレターセット。
それを見ると、相手は同い年くらいの女の子だったのかもしれないと思った。
レターセットを取り出してその下を調べてみると、真っ白な手紙が3通出てきた。
可愛げのない便箋に乱雑に書かれた【鎌田依子様】と書かれている。
「恭子さん、これは読んでも大丈夫ですか?」
その便箋を手に取り、恭子さんを振りかえる。
「えぇ……。本当はあまり読まれたくないかもしれないけれど、緊急事態だから仕方ないわ」
「すみません、読ませてもらいます」
あたしは恭子さんと依子さんに謝罪を入れてから、封を開けた。