私の書いた
ラブレターを
持ってたのは…

海斗くんじゃなくて
友達だったの

もしかして
回し読みされたの?


私は
ショックで
動けなかった


海斗くんどうして・・・


男子達は
私が
聞いているのも
知らずに
話を続けてる


「ヒューヒュー」


「海斗もやるねぇ~」

まわりの男子が
海斗くんを
からかってる

「でっ
どうすんだ
やっぱ
付き合うんだろ?
かわいいもんな」


ビクッ

その言葉に
反応してしまった


自然と
耳を傾けてた