10分くらいして
清水くんが
戻ってきた


なんか
もう一人いる

その人が
私をみて
あっ!って
顔してる


「りりあ?」

「えっ
はいそうだけど・・・」


マジマジと
顔をみてみたら
なんとなく
昔の面影がある


小学4年生の時に
隣町に
引っ越していった
幼なじみの

″長岡 篤″くん


「篤くん?」


「そう俺
覚えてた?」


「覚えてたよー
久しぶりだね」


清水くんは
黙って
そのやり取りを
眺めてた