「行こう」

私は
しょんぼり
しながら
清水くんの
腕につかまって
歩いた


「明日帰るけど
また連絡しても
いい?」


「うん
もちろん」

家に帰ると
まだ
お父さんと
お母さんは
夢の中だった


私も
自分の
部屋にいき
ベッドに
入った

まだ残ってる
清水くんの
温もりを
かみしめ
幸せを感じた


そして
その夜は
清水くんの
夢をみた


翌朝
本当は
病み上がりだから
学校は
休んでも
よかったんだけど…


一人でいると
つらいから…


玄関で
深呼吸して
いざ出発!