しっ
清水くん…

私の…
目の前にいるの
清水くん…だよね


「りりあちゃん!」


ドクンッ
私の
鼓動が
高鳴った


やっぱり
そうだ!

「・・・・・清水くん」


私は
清水くんに
思い切り
抱きついて
人目も気にせず
泣きだして
しまったの


「りりあちゃん?」


困りながらも
優しく
頭を
撫でてくれた


その
優しい所が
大好き
だったんだよ


清水くんの中に
私との
記憶はないって…


分かってた…
つもり
だったのに…


やっぱり
会ってしまうと
ダメみたい