それは知ることは好きだけど、ちゃんと覚えてテストの問題を解くことができなかったから。

小学生の頃は好きだったのに、だんだん覚えられなくなってきて、理解力とか記憶力がガクンと落ちてきて。

それがたぶんイジメのストレスで脳に障害が起こり始めていたせいだったんです。

記憶の伝達障害、今と同じ。



これがなければ、イジメがなければお姉ちゃんと同じように勉強ができて、頭のいい学校に入ったり大学に行ったりできたのかもしれない。

でも、この症状がなかったのせいで違う高校に行ってたら、Y氏に会えなかったかもしれない。

美術部とあんなに楽しく過ごせなかったかもしれない。

大学に行ったら専門学校の時の友達と会えてなかったかもしれない。

なにより、友達の大切さとか、一生ものの友達とか、できなかったかもしれない。

それはどんなにいい暮らしをしてくるよりも嫌だと感じました。



自分を知って、ちゃんと受け入れてくれる人がいることは幸せなことだ。

好きだけじゃなくて、好かれるだけじゃなくて、ちゃんとお互いが好きでいる関係が、本当に大切な関係。

私の求める関係。