翌日、学校━。
「おう、美月オッハー」
「美月おはよー」
「はいよ、おはよーさん」
俺は周りの挨拶もそこそこに、カバンを放り投げて
すぐに
麻里ちゃんと亜季ちゃんのおる席に駆け寄った。
「あー美月くんおはよう。昨日はナイスシュート(笑)」
亜季ちゃんに合わせて、麻里ちゃんが笑顔で頭を下げる。
「ねっ、チョット見とって?」
俺は
手のひらを前に向けて顔の横に置いた両手を、顔の前で重ね合わせて
向かい合わせた人差し指をお辞儀させた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…