30分くらいたったら落ち着いてきたから私はたった。
私わいつもの冷静さに戻っていた。
なんであんなに取り乱したのだろう。
いつもなら冷静なのに。

さてこれからどうしよう、、。
「もう早退しちゃお」
ふぅっと息をつき立ち上がる。
そして職員室えと足を進めた。

ガラッ

「失礼します。」

一斉に先生たちの視線が向けられる。

「どうしたの?村高さん」

「早退したいのですが。」

「早退ね!仕事?」

「いえ!違います!ちょっといろいろあって!」

「あらそう!」

「それで、ダテメガネ壊してしまって教室に入れないので荷物とってきてもらってもいいですか?」

「あー!いいのよ!保健室空いてるからそこで待ってなさい!」

「はい!ありがとうございます!」

今の先生は保健室の先生の田之上 昴(すばる)先生だ。25歳くらいではなしやすい!

私は保健室に入り鏡の前にたった。
スカートがグラウンドの砂で汚れている。それを手ではらった。

どうしよう、この後。
あっ美容室に行こう。
ケータイをとり撮影のときに行っていた美容室の担当の人に電話をかけた。
プルルルルル プルルルルル
「あっもしもし?安藤さん?」

「はーい!どうしたの?」

「この後髪を整えてもらいたいんだけどあいてる?」

「空いてるよ!」

「あっそれじゃあ頼んでいいかな?」

「もちろん!それじゃあまってるね!」

電話をかけ終えた私は三つ編みをほどき髪を整えた。
三つ編みをしていたからゆるくふわっとなっている。
手も洗い、顔も洗いすぐに美容室にいける準備をした。

ガラッ

「村高さん!遅くなってごめんね!はい!荷物!」

「ありがとう!先生!」

「それじゃあ先生職員室もどるから!仕事頑張ってね!応援してるよ!」

「ありがとうございます!頑張ります!」

さてと薄くメイクして行きますか!

さっとメイクをして、スカートを折ろうとしたとたん、

ガラッ

「えっ?」

そこにたっていたのは森下くんだった。
私はいそいでスカートをおって森下くんと目をあわないようにして保健室をでていった。

大丈夫。きずいてないはず。
顔も見られてへんし。
私は走って学校を後にした。