カランカラン

「いらっしゃいませ〜 村高さまー!
お待ちしていました!どうぞこちらへ!」
私カットする所まで移動した。

「安藤さんもうすこしでくるからまってて!」

「わかりました!」

やっぱりここは雰囲気といい落ちつく。

「おまたせー!陽菜子ちゃん!」

「久しぶり!安藤さん!」

「久しぶりね!ますます綺麗になっちゃって!」

「ははは!そんなことないで!安藤さんこそまた綺麗になった!」

「そう?ありがとう!今日は整えるだけでいいの?」

「うん!」

「わかりました!それじゃあ髪洗うからこちらへどうぞ!」

私は安藤さんに髪を洗ってもらうのが大好きだ。
なんたって安藤さんは美容室界ではとても有名な人だから、すごい腕前の持ち主。

「それでは倒しまーす」
そういい椅子が倒れてゆく。

「タオル被せるわね」

「はーい」
顔に被せるタオルは私が大好きなローズの香り。
シャーッ
「お湯の温度とか大丈夫?」

「うん、大丈夫」

「痒い所とかは?」

「大丈夫」

あぁ気持ちぃ。
寝てしまいそう。