「そうなの!?


ごめん高山…。

応援、ありがとうな。。」





「いいよ。
大丈夫だから」


高山は
苦笑いをしながら答えた。












「次は女子だ―――

ちゃんと並べ――!!」


青山先生が手を口元にあててメガホンのようにしながら言った。






華奈は158なので
走るのは2列目。



1列目がスタートし、



華奈がスタート位置に着いた。


華奈は1番左側のコース。
右隣を見ると
高山が居た。


『……嫌な予感がする…』








スタート体勢に入り、


青山先生が旗をあげた。

即座に走り出し、




華奈は1番手を独走した。


しかしすぐに高山が追いついてきた。




次の瞬間…









ドンッΣΣ












高山が華奈にぶつかり



華奈が倒れてしまった。



「華奈!!」
「新井!!!」










「新井!!
大丈夫か!?」




倒れた華奈の所へ真っ先に来たのは








意外にも

並木だった……