「ごめん、お待たせ。」

視界に入ったのは、浴衣姿の女子3人だった。

淡いピンク色は弥月。

鮮やかな紫色は樹山。

透き通った青色は近道。

いつの間にか、周りから注目されていた。

「どっ、どうかな?」

「うん、良く似合ってる。」

ヤベ~、今日は気が抜けない。

「集まったところで、花火大会レッツゴー!!」