「すっかり、応援団だな。」

学ラン姿の俺に、肩を掛けた神也に

「おかげさまで。」

凍りつく笑顔で返す。

「もう、練習終わったんだろう。」

「でもさぁ、弥月ちゃんのA組の完成度も半端じゃないみたいだぞ。」