「声が、でない・・。」 すでに俺の喉はカスカスで、レクの発表は明日に控えていた。 本物の体育祭に近づけるため、結構なほどの練習をしてきた。 けど、一緒の練習場にいる弥月の姿を見ると、なぜか負けたくないと 体の底から力が漲ってきた。