あれから俺のバイクで家に向かった
真由は乗りなれてたので運転するのが大分楽だった
まぁ毎日白夜と居るんだから当たり前か
「ここが翔輝君の家?」
真由は俺の家を見てびっくりしていた
まぁ初めて見たやつは大体そうなる
俺もそうだったしな
『そうだよ。取り敢えず中に入ろうか』
そう言って中に入ろうとした時……
「あれ?もしかして翔輝?」
げっ 女の声だし
声のした方を見ると……
「やっぱり翔輝だ!久しぶり〜♪」
そこにいた女は幼馴染みの綺羅がいた
なんだ、綺羅かよ
マジ焦ったわ
『よう!綺羅。久しぶりだな』
幼稚園から中学まで同じクラスだった西条
綺羅(さいじょうきら)
俺がアメリカに行ってから今日まで会っていなかったから本当に久しぶりだ
こいつはこれが唯一普通に話せる女だ。
まぁ、桜さんと真由は別なんだけど
「本当に久しぶりだね!
で、そちらの方は?」
『こいつは水山真由。ちょっとした友達だ』
「へぇ〜友達、ね。真由ちゃん!
私西条綺羅。翔輝とは、幼馴染みで同い年です!」
「あ、学校は白桜高校でーす
と、軽く紹介をした。つーか
『お前、白桜高校なのか?
俺らもなんだけど……』