ぎゅっ

急に大樹に抱きしめられる。


「え?大…」


「ごめん…さゆり。
いつもそんな思いしてたの?


気づけなくて、ほんとごめん。


可奈子は、好きじゃないよ。


俺さ、さゆりに出会って、本当の恋が、わかったんだ。

あー好きってこういうことなんだって。


俺が他の女に行くことはないよ。

だって俺にとって、さゆりが一番だからさ…


嫌な思いたくさんさせて、ゴメンな。」



「大樹っ…ごめん私も、ただの嫉妬…」


「うん。嬉しい。」


大樹…