「今日は、どこにくの?」



「んーー秘密?」



「えーーなにそれー」




「まっいーから、つきてきて。」



どこに行くんだろ?



引かれるがまま私は遥輝について行った。




電車に一時間ほど乗ってついたのは、




「うわーー!!海!!!」



「やっぱ、夏といえば海っしょ!!」




白い浜が広がっていて、海も結構透き通っていて綺麗。



「こんな近くにこんなキレイな海あったんだ〜…」




知ってたら、もっと来てたのにな。



「よしっ、サンダル脱げ!はいっ、お前鬼な!」




「ええっ?!」



私の肩をポンっと叩くと波打ち際の方に駆け出して行ってしまった。



「ちょっと待ってよ!!」



私も慌ててサンダルを脱いで遥輝を追いかけた。




それから二人鬼ごっこは続いて、水をかけあったり、二人でじゃれあった。