「ねーねー!君たち可愛いねぇ、2人だけ?じゃあ俺らと一緒に回ろうよ!」



2人の知らない男が話しかけてきた。



「え、いや…友達を待ってるので…」



「じゃあ、その友達も一緒にさ!」


「やっば、コッチの子俺超好みかも」


そう言いながら1人の男が私の腕を掴んできた。


「嫌っ!!」



ドカッ



え?


なんか今、すごく痛そうな音が…。



怖くて目を瞑っていた私は、もう一度目を開けた。


目の前で起こっていた事は、竜也が私の腕を掴んだ男を蹴っていた。