私は、少し警戒しながら
竜也先輩の家に入って行った。
中は、外から見たとおり広かった。
家の中にある家具は
すべて高そうなものばかりだ…
私がキョロキョロしていると、
「どうした?」と竜也先輩に聞かれた。
「あ、いや…
不良の竜也先輩がこんなにもお金持ちだなんて
思ってなかったので…
意外だなぁーって」
「そうか?てゆうか先輩付けなくてもいい」
「え?」
「竜也でいい、
それに敬語やめろ」
「え?あ、はい」
いきなり呼び捨てはなぁ…
でも、まぁめんどくさかったのかな?そういうの
「おい、余ってる部屋でいいよな?」
「…?はい?」
私は、連れてこられた部屋に入った。